自然の摂理

子供の頃から日記は不得意でした。当然・・・いまも不得意なわけで・・・
前の記事から半年もほっとく結果に。わかっていたことですが。

クライアントに呼ばれて東京へ。雨漏りです・・・・
どこかに穴があいているから雨が漏れる。
あたりまえの自然の摂理なのですが、
これがどうして人間にはなかなかわからない。
いろいろ理屈を考えれば考えるだけ現実から遠のいていきます。

家の木々だけ自然の摂理に逆らわず、ぐんぐん伸びています。
日記が書けないのも自然の摂理と思いたい・・・・





うれしいたより


年明け早々うれしいたより
ヘッダーに掲載の家の主からの賀状。
どんどん様変わりしていく家の様子を
送ってくれました。

すでに想像できない領域に入っていますが、
電動のこぎりとかドライバとかおいてってよかった。
家の主は完全に大工と化しているようです。

美しく、たくましく、そして楽しく
育ててもらっている様子が
ありありと伝わってきて感激。
設計というかたちで
骨格づくりに携わった者として
こんなにうれしいことはありません。

切実さ・・・光陰矢の如し



もう年があけてしまいました。
時間が過ぎるのが早く感じられます。
立ち止まっているから
時間が過ぎるのが早く感じられるのかもしれません。
時の流れにのれば、
時間は止まっているように感じるかもしれません。

三角形の敷地は思っていた以上に手強かった。
敷地としては「緩かった」からなのか、
自分が「緩い」のか
なかなかその中にある「素数」のようなものを発見できずにいます。
「敷地」「金」「時間」「機能」という条件を満たす
「最大公約数」だけを求めているわけではないからなのかもしれません。
その場しのぎの意志のない建築にしたくない。
一方で「sacco」のような家を標榜していますから、
体をあずけられようなもの・・・・
建築の持っている「意志」によって
人が絡めとられてしまうようなものにはしたくない。
そういう矛盾が解けていないのです。

ひとつ案としてまとまったものをアップしています。
ただこの案は壊される運命にあると思います。
と同時に自分の考えも破壊して、
前半屈伸、後半跳躍の年にしたいと思います。
かみさんもそろそろ堪忍袋の緒が切れるお時間となっております。
時間・・・切実です。